ナズナ

ナズナ

春の七草の一つとして有名な草。生命力旺盛で、北半球のほとんどの国で繁殖しているといわれる。
いわゆる雑草であるが、春の七草の食材ともなっていることから、少し身分が高くも感じられる。
一般にはナズナよりも別名のペンペングサの方がよく知られている。春の田畑や道端に普通に見られるお馴染みの雑草であるが、春の七草の一つだという事を知る人は意外と少ない。
また、春にだけ見られる一年草だと考える人も多いが、地表にはりついて(ロゼット状になる)冬の寒さをしのぎ、越冬するものもある。
春になると茎が伸びて、茎の先に白い小さな花を多数つける。花の大きさは2ミリほどで、まとまって咲いても存在感があまりない。草丈は成長すると30センチほどにまでなり、群生する。

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