寄り添うことができますように

先日のこと、
布地でお花を作るワークショップに出かけてまいりました。

数十種類の中から好きな色の染粉を水で溶いて調合し
白い布を染め
ワイヤーを付けたり熱を加えたりして
立体的になるよう細工を仕込んだ後、
それぞれを組み立てます。

はじめて聞く説明・・
はじめてみる道具・・
はじめてする作業・・・
未知の世界。

むむ、
説明を聞いてもよくわからないから、
とりあえずやってみよ～う！
きゃっ、間違えちゃった！
でも、まぁ、これでもいいかぁ

完成したのはブラックベリー・・・！？！
あは～、下手です。

へんてこな作品が仕上がりましたが
何はともあれ
とっても楽しい時間を過ごしました♪

先生、それからご一緒した皆様、ありがとうございました。

［布地でお花を作るワークショップ］
次回はクローバーだそうです♪
IDEE SHOP Jiyugaoka


ところで・・皆さまは
30年前のこと、どこまで鮮明に記憶していますか？
（こちらのページをご覧の皆さまの中には
まだ生まれていなかった方もたくさんいらっしゃるかと思います～）

私の場合、お友達に誘われて
フラワーアレンジメント教室に入会したのが
ちょうど30年前のこと。

フラワーアレンジメントなんて未知の世界。
最初は何もわからなかったけれど
未知の世界がどんどん広がってゆくことが楽しくて
毎回楽しみに通いました。

・・と、こんな漠然とした記憶はあるのですが
初めてそのフラワーアレンジメント教室を訪れた日、
どんな気持ちだったかな
どんなことを不安に思ったかな
どんなことを楽しいと思ったかな
どんなことをもっと知りたいと思ったかな
未知の世界のわからないことを
わかりませんといえたかな・・・

正直なところ、30年も経つと
記憶はあいまいでよく思い出すことができません。

時が経てば経つほど
誰にでもわかり易く説明することに関しては
「お任せください！」と言えるようになりましたが
その反面、
多分誰もがそうだと思うのですが
時と共に記憶は薄れてしまうもので・・・

でもでも、
THE FLOWEのドアを叩いてくださる皆様のほとんどが
フラワーアレンジメント初心者の方々。
どうしたらそんな皆さまに寄り添うことができるかしら？

そんな訳で
今回のような
私にとっての未知の世界を訪れて
あぁ～、こんな感覚だったな
今となっては当たり前のことが
当たり前でない時のことを思い出す機会を作るようにしています。

お花の世界は奥深く
30年前に足を踏み入れた未知の世界は
私の中でその後もどんどん広がって
その時の「楽しいな～」は様々なカタチに進化しつつ
今もまだずっと続いています。

みんなの「楽しいな～」も
これから先ずっと続いたら嬉しいな。
続くようにお手伝いしたいと思います！！！